村田製作所は、「JPCA Show 2017」で、開発中の金属対応タグ(メタルタグ)を始め、RFIDタグ「マジックストラップ」を活用したプリント基板向けRFIDソリューションを展示した。
[馬本隆綱,EE Times Japan]
メタルタグ、2017年中にも量産へ
村田製作所は、第47回 国際電子回路産業展「JPCA Show 2017」(2017年6月7〜9日、東京ビッグサイト)で、LTCC基板技術と無線技術を用いたRFIDタグ「マジックストラップ」を活用したプリント基板向けRFIDソリューションを展示した。今回は開発中の金属対応タグ(メタルタグ)も初公開した。
ソニーが独自LPWAを展示、100km超の通信を実現
ソニーセミコンダクタソリューションズは、「Smart Sensing 2017」で、独自開発の低消費電力広域(LPWA:Low Power Wide Area)ネットワーク技術について紹介した。2017年4月に発表したもの。極めて遠い距離や高速移動中の車両からでも安定した無線通信が行える。こうしたいくつかの実験データを示した。
京セラがSIGFOXのデモ、水道検針や物流で需要
京セラ子会社の京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は「Interop Tokyo 2017」で、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークの1つである「SIGFOX」のデモを披露した。さらに、SIGFOXのエコシステムパートナーのアイ・サイナップは、KCCSのブースにて、SIGFOXに対応したデバイスやモジュールを展示した。