PALTEK、LDL Technology製TPMSを販売:タイヤ空気圧を常時監視
PALTEKは、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)や車両向けセンサーネットワークシステムを手掛けるフランスのLDL Technologyと販売代理店契約を結んだ。
PALTEKは2017年8月、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)や車両向けセンサーネットワークシステムを手掛けるフランスのLDL Technologyと販売代理店契約を結んだ。
LDL Technology製TPMSは、タイヤホイールに装着するホイールユニットセンサー(熱送信センサー)、RCU(受信機)、ディスプレイモニター装置および、TCU(通信機)で構成される。それぞれの機器はワイヤレスで接続される。自社TCUとさまざまなセンサーを接続させたセンサーネットワークを構築することも可能だという。
トラック/バス用TPMSの応用例 出典:PALTEK
通信型TPMSの活用例 出典:PALTEK
TPMS製品は、タイヤの空気圧や熱を常時監視するセンサーシステムである。このシステムを装着すると、タイヤの空気圧低下に伴う、燃費の悪化や走行安定性の低下などを抑えつつ、タイヤバーストやタイヤ火災などを未然に防ぐことができる。既に米国内で販売される新車には装着が義務付けられており、欧州や韓国でも装着が義務化されている。中国や日本においては、現在義務化が検討されているという。
PALTEKは、自動車メーカーや運送会社、バス会社などに対して、LDL Technology製TPMSの導入を提案していく。
- FPGAを使い切る高性能コンピューティングを提案
PALTEKとベクトロジーは2017年4月から、ビデオ処理や機械学習、ビッグデータ分析などハイパフォーマンスコンピューティングをFPGAで実現するためのボードベースプラットフォーム「DATA BRICK」の販売を開始する。GPUなどでは実現が困難な高速処理性能をFPGAボードと、FPGA設計ノウハウで実現する。
- FPGAが可能にするIoTエッジコンピュータ
PALTEKは、「第6回 IoT/M2M展【春】」で、「FPGAを用いたIoT(モノのインターネット)エッジコンピューティング」や「インダストリアルIoTパッケージ」などのデモ展示を行った。
- 最新FPGA搭載、4K映像や機械学習を高速処理
PALTEKは、ザイリンクス製の最新FPGAを搭載したFPGAコンピューティングプラットフォーム「DATA BRICK」を、ベクトロジーと共同開発した。4Kビデオ処理や機械学習、ビッグデータ分析などの処理を高速かつ低消費電力で実行することができる。
- 大画面と曲面設計対応、車載用フィルムセンサー
日本航空電子工業は、高精細な印刷技術を用いて、大画面化と曲面デザインに対応可能な車載用静電容量式フィルムセンサーを開発し、販売を始めた。
- フリッカー抑制とHDRを両立する車載イメージセンサー
ソニーは車載用CMOSイメージセンサーとして、LEDフリッカー抑制機能とHDR機能を同時に利用できる「IMX390CQV」を製品化した。感度についても従来品比約1.5倍高めたという。
- 車載ビジョン市場における競争が加速
イメージセンサーやビジョンSoC、センサーフュージョンなど、ADAS(先進運転支援システム)向け技術開発における競争が加速している。
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