2017年12月2〜3日に香港で開幕した「FIA フォーミュラE選手権」シーズン4。ルネサス エレクトロニクスがスポンサーを務めるインドのマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームのピットを訪れた。
インドの電気自動車メーカーMahindra & Mahindra(マヒンドラ&マヒンドラ)のマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームと戦略的提携を結んだルネサス エレクトロニクス(関連記事:ルネサスとインド電気自動車メーカーが技術提携)。電気自動車のフォーミュラカーでレースを行う「FIA(国際自動車連盟) フォーミュラE選手権」のシーズン4(シーズン2017〜2018)が2017年12月2日、香港でスタートしたが、ルネサスはマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームのスポンサーとなっている。
香港のレースは、香港島・セントラル(中環)にある「香港セントラル ハーバーフロント サーキット」で、12月2〜3日にかけて行われている。
初日前日となる12月1日、同サーキットに設立されたマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームのピットを訪れた。レースに参加する全10チームのピットが集まっている。


左=「香港セントラル ハーバーフロント サーキット」に設けられたピット。左右両側に5チームずつ、ピットが並ぶ/中央=マヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームのピット/右=ピットで組み立て中のレーシングカー。1チームにつきドライバーが2人いて、それぞれがレース中に1回、クルマを乗り換えるので、レースには計4台が必要になる。ちなみにクルマの乗り換え時間は最低37秒から。事故を防止するために、37秒を切ってはいけないことになっている(クリックで拡大)

ルネサスのロゴが入った、マヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームのレーシングカー。中央の写真で、トップに設置されている「XALT」という文字が入った装置にはカメラと無線通信機能が搭載されている(クリックで拡大)
ルネサスとマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームの関係スタッフ。ドライバーの2人は左がスウェーデン出身のFelix Rosenqvist選手、右がドイツ出身のNick Heidfeld選手(クリックで拡大)香港レースの1日目(ラウンド1)は、1周目でレッドフラッグが上がりレースが一時中断されるというハプニングはあったものの、無事レースが再開。マヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームは、Heidfeld選手が3位、Rosenqvist選手が7位という結果で1日目を終えた。
ルネサスの「レベル4対応自動運転車」に試乗
ルネサス、古い装置でもAIが使えるソリューション
自宅から電気自動車に電力を送る、効率85%
“くもり止め”でEV燃費向上を、旭化成エレが提案
ルネサスが“クルマ”を売る!? その真意とは
自動運転実現の鍵を握る、注目すべき新興企業9社Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング