今回のインターナショナルICTエキスポのテーマは、「Smart City: The Way of the Future」だ。ICT技術を活用して、より効率的かつ環境にやさしい街づくりを行うための最新技術が展示される。中でも興味深いのが、「Smart City」ゾーンだ。ここでは、開催地である香港が描くスマートシティー構想に関連する技術が展示される。Hong Kong R&D Centre for LSCM Enabling Technologies(以下、LSCM)や、The Automotive Parts and Accessory Systems(APAS) R&D Centre、The Hong Kong Applied Science and Technology Research Institute(ASTRI)といった研究開発機関の展示が多くそろう。
LSCMは、重い荷物を持ちながら人と並行して歩くことができるロボット「Follow-Me」を披露する。APAS R&D Centreは、EV(電気自動車)向けの持ち運べる充電器を、そしてASTRIは、スマート街灯などを展示する予定だ。スマート街灯はディスプレイを備えていて、NB(Narrow Band)-IoT技術に対応するという。将来的には、5G(第5世代移動通信)の基地局などを取り付けるアイデアも出ている。
ついに車載分野にも浸透し始めた中国製チップ
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