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アンリツとSamsung、「5G NR IODT」に成功Exynos Modem 5100の接続品質を確認

アンリツは2018年10月、Samsung Electronicsと共同で、アンリツ製ラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」とRF測定/プロトコル試験ソフトウェアを使用し、Samsungが開発中の5G NR(New Radio)対応通信モデムの5G NRフルスタックIODT(Interoperability Development Testing:相互運用性の開発テスト)に成功したと発表した。

» 2018年10月17日 11時08分 公開
[竹本達哉EE Times Japan]

 アンリツは2018年10月、Samsung Electronicsと共同で、アンリツ製ラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」とRF測定/プロトコル試験ソフトウェアを使用し、Samsungが開発中の5G NR(New Radio)対応通信モデムの5G NRフルスタックIODT(Interoperability Development Testing:相互運用性の開発テスト)に成功したと発表した。

 Samsungの通信モデムは「Exynos Modem 5100」で、基地局との接続検証を行う段階にあるという。今回のIODTの成功により、同モデムチップの接続品質が確認されたという。

 IODTに用いられたMT8000Aは、5G NRのプロトコル試験とRF測定を実施できるラジオコミュニケーションテストステーション。

ラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」

 アンリツでは「MT8000Aを導入することにより、モデムメーカーと端末メーカー双方の開発チームが連携して、最先端の5Gと4Gの試験を単一ソリューションで利用可能となり、5G/4G市場への製品投入をタイムリーに行える」としている。

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