アンリツは2018年10月、Samsung Electronicsと共同で、アンリツ製ラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」とRF測定/プロトコル試験ソフトウェアを使用し、Samsungが開発中の5G NR(New Radio)対応通信モデムの5G NRフルスタックIODT(Interoperability Development Testing:相互運用性の開発テスト)に成功したと発表した。
アンリツは2018年10月、Samsung Electronicsと共同で、アンリツ製ラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」とRF測定/プロトコル試験ソフトウェアを使用し、Samsungが開発中の5G NR(New Radio)対応通信モデムの5G NRフルスタックIODT(Interoperability Development Testing:相互運用性の開発テスト)に成功したと発表した。
Samsungの通信モデムは「Exynos Modem 5100」で、基地局との接続検証を行う段階にあるという。今回のIODTの成功により、同モデムチップの接続品質が確認されたという。
IODTに用いられたMT8000Aは、5G NRのプロトコル試験とRF測定を実施できるラジオコミュニケーションテストステーション。
アンリツでは「MT8000Aを導入することにより、モデムメーカーと端末メーカー双方の開発チームが連携して、最先端の5Gと4Gの試験を単一ソリューションで利用可能となり、5G/4G市場への製品投入をタイムリーに行える」としている。
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2018年にもサービス開始、5G開発を加速するAT&TCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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