ルテニウム(Ru)配線のAR比と抵抗および静電容量の関係。抵抗値と容量値はいずれも単位長当たり。出典:imec(IEDM2020のチュートリアル講演「Innovative technology elements to enable CMOS scaling in 3nm and beyond - device architectures, parasitics and materials」の配布資料)
ルテニウム(Ru)を第1層金属配線、ビア電極、第2層金属配線の全てに採用した2層配線構造の断面を電子顕微鏡で観察した画像。配線ピッチは32nm。出典:imec(IEDM2020のチュートリアル講演「Innovative technology elements to enable CMOS scaling in 3nm and beyond - device architectures, parasitics and materials」の配布資料) (クリックで拡大)
高層化の継続で、製造コストを爆下げする3D NANDフラッシュ
今回からは、半導体メモリのアナリストであるMark Webb氏の「Flash Memory Technologies and Costs Through 2025(フラッシュメモリの技術とコストを2025年まで展望する)」と題する講演の概要をご紹介する。