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新電元工業、ハイサイド/ローサイドドライバーICMOSFETやIGBTを直接駆動

新電元工業は、耐圧622Vの素子を内蔵した2入力/2出力のハイサイドおよびローサイドドライバーIC「MCZ5606SC/MCZ5607SC」を発売した。

» 2021年12月09日 13時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

同時オン防止機能や低電圧保護回路も搭載

 新電元工業は2021年12月、耐圧622Vの素子を内蔵した2入力/2出力のハイサイドおよびローサイドドライバーIC「MCZ5606SC/MCZ5607SC」を発売した。スティック掃除機やパワーツール、電動アシスト自転車などに搭載されるインバーター回路やAC-DC/DC-DC電源などの用途に向ける。

 新製品は、インバーター回路などで用いられるMOSFETやIGBTを直接駆動することができ、駆動回路の部品点数を削減することが可能となる。また、同時オン防止機能や低電圧保護回路を搭載しており、素子制御の安全性を高めた。

 MCZ5606SC/MCZ5607SCは、ハイサイドフローティング電圧が622V、Vcc定格電圧は22V、出力電流(ソース/シンク)は220mA/450mAである。パッケージはSOP8Jで供給する。

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