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出雲村田製作所、新生産棟の建設開始積層セラコンの需要に対応

村田製作所は2022年3月8日、生産子会社の出雲村田製作所が、イワミ工場(波根)で新生産棟の建設を同年3月24日に開始すると発表した。総投資額は約120億円で、積層セラミックコンデンサーの中長期的な需要に対応できる体制の構築を目指す。

» 2022年03月08日 15時30分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

 村田製作所は2022年3月8日、生産子会社の出雲村田製作所が、イワミ工場(波根)で新生産棟の建設を同年3月24日に開始すると発表した。総投資額は約120億円で、積層セラミックコンデンサーの中長期的な需要に対応できる体制の構築を目指す。

 新生産棟は鉄骨造の地上4階建てで、建築面積は6313m2、延床面積は2万2120m2。2023年4月に完成する予定だ。

イワミ工場(波根)の新生産棟のイメージ。画像右側の「muRata」のロゴが入っているのは既存の生産棟で、新設されるのは、画像左側の部分となる。2棟は接しているように見えるが、独立した建物(広報部)とのこと[クリックで拡大] 出所:村田製作所

 なお、生産能力について同社広報は「生産拠点別では特に公表していない」とし、「ただし、ここ数年、村田製作所の中長期戦略の一環として、生産能力を毎年10%程度増強してきた」と付け加えた。

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