Nexperiaは、産業/車載用途に向けて、クリップボンドFlatPower(CFP)パッケージを用いた32種類の「プレナーショットキーダイオード」と、8種類の「超高速リカバリー整流器」を発表した。
Nexperiaは2022年10月、産業/車載用途に向けて、クリップボンドFlatPower(CFP)パッケージを用いた32種類の「プレナーショットキーダイオード」と、8種類の「超高速リカバリー整流器」を発表した。車載向け半導体の信頼性規格「AEC-Q101」に準拠した「Qタイプ」と「標準タイプ」を用意している。
プレナーショットキーダイオードの動作電圧範囲は30〜100V、電流範囲は3〜15Aである。低い順方向電圧(VF)に適したバージョン(PMEG100V080ELPE/-Qなど)は、低い導通損失と高い効率を実現しており、DC-DCコンバーターや逆接保護用途に適しているという。低リーク電流バージョンも用意した。
200Vシングルタイプ・リカバリー整流器「PNE200xxEPE/-Qシリーズ」は、平均順方向電流(IF)が4〜10Aになっている。
新製品は、小型で高い電力密度を可能にする「CFP15B」パッケージを用いた。これにより、電気特性を維持しながら、基板占有面積を最大60%も削減することが可能である。リード形状もはんだ接合部が均一になるように工夫しており、質の高い自動光学検査(AOI)を行うことができるという。
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