SEMIは2022年11月7日(米国時間)、2022年の半導体向けシリコンウエハー出荷面積が、前年比4.8%増の147億平方インチと、過去最高になる見込みだと発表した。
SEMIは2022年11月7日(米国時間)、2022年の半導体向けシリコンウエハー出荷面積が、前年比4.8%増の147億平方インチと、過去最高になる見込みだと発表した。
さらにSEMIは、シリコンウエハー出荷面積の成長予測について、マクロ経済の厳しい状況により2023年には鈍化するものの、データセンター、車載、産業用アプリケーションでの旺盛な需要になり、2024年以降は回復するとしている。
| 実績 | 予測 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 暦年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
| 出荷面積 | 12,290 | 14,017 | 14,694 | 14,600 | 15,555 | 16,490 |
| 成長率 | 5.3% | 14.1% | 4.8% | −0.6% | 6.5% | 6.0% |
| 太陽光発電用など半導体用以外のシリコンウエハーや、ノンポリッシュトウエハー/再生ウエハーは含まない 出所:SEMI 2022年11月 | ||||||
なお2021年の実績は、出荷面積が141億6500万平方インチ、販売額が126億1700万米ドルで、いずれも過去最高値を記録した。2021年は、半導体デバイスの旺盛な需要がけん引力となり、出荷面積は2020年比で14%増、販売額は同13%増だった。
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