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» 2022年12月07日 14時00分 公開

快適なゲーム環境を――曲げられる有機ELテレビ20段階で曲率調整可能

LGエレクトロニクス・ジャパンは2022年12月1日、平面から最大900Rの曲率まで20段階で画面を曲げられる42型有機ELテレビ「LG OLED Flex」を2023年1月18日から販売すると発表した。

[半田翔希EE Times Japan]

 LGエレクトロニクス・ジャパンは2022年12月1日、平面から最大900Rの曲率まで20段階で画面を曲げられる42型有機ELテレビ「LG OLED Flex」を2023年1月18日から販売すると発表した。画面表示サイズの変更や複数コンテンツの表示なども可能で、主にゲームプレイヤーなどの個人利用者が販売ターゲットになる。価格はオープン価格で実売価格は44万円前後を想定している。

42型有機ELテレビ「LG OLED Flex」[クリックで拡大]

ゲーム環境の「保存」が可能

 LG OLED Flexに搭載されたゲームダッシュボード機能とゲームオプティマイザ機能により、画面表示サイズや色彩、オーディオなどの設定をゲームジャンルごとに保存できる。保存した設定は他のゲームのプレイ時にも反映され設定はいつでも変更することができる。画面表示サイズを27インチ/32インチ/42インチから選択でき、FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)やRTS(リアルタイムストラテジー)など全画面を一目で認識したいゲームでは小さな画面を、迫力ある映像が見たい時には大画面を使用するなど用途に応じたカスタマイズが可能だ。2画面同時に表示ができるため、攻略サイトを見ながらゲームをプレイするなどといったことも可能だ。

ゲーム環境の設定

曲率調整で目の負担を軽減

 同製品は20段階の曲率調整に加えて、高さを140mm幅で、チルト(前後の角度調節)も前方10度から後方5度まで調節できる。曲面ディスプレイではディスプレイ正面と端の距離差が少なく目のピント調節が簡単になるため、平面ディスプレイに比べて目の疲れを軽減する効果も期待される。

曲率調整の様子

高精細/残像感の少ないプレイ

 同製品は4KのHFR(high frame rate)に対応し最大秒間120フレーム(120Hz)での表示が可能だ。応答速度は0.1ミリ秒で、レースゲームなどの画面の切り替えが速いシーンでも残像感が少なくプレイできる。加えて、LG独自の映像エンジン「α9 Gen5 AI Processor 4K」と映像アルゴリズムを組み合わせることで従来の有機ELテレビに比べて高輝度、高純度な色を実現しているという。

最大秒間120フレームで表示可能[クリックで拡大]

 ボイスチャットの声を明瞭に伝えるためのエコーキャンセリングマイクを内蔵した他、映り込み低減のためにSAR(Super Anti Reflection)技術も採用している。

 開発背景について同社は「2013年に曲面固定型のテレビを一度発売したが、リビング用としては不向きであったためその後はフラット型が主流になっていた。昨今の各種エンターテインメントコンテンツの視聴者増加に伴い、個人用であれば曲面型も最大限活用できると思い、新しく曲率調整機能を加えて再挑戦した」と説明した。家族や友人など複数人で少し離れた場所や確度から視聴する場合は平面を使用し、個人で近距離からゲームや動画視聴などを楽しむ場合は好みの曲率で使用することが想定されている。

左=リビングでの使用イメージ/右=ゲーミングデスクでの使用イメージ[クリックで拡大] 出所:LGエレクトロニクス

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