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首位ソニーが3年ぶりシェア拡大、2022年CIS市場2位Samsungはシェア下げる(1/2 ページ)

フランスの市場調査会社Yole Groupによると、2022年のCMOSイメージセンサー市場は212億9000万米ドルと前年からほぼ横ばいに推移した。ランキング首位のソニーは3年ぶりにシェアを拡大し、Samsung Electronicsら後続との差を広げたという。

» 2023年07月27日 11時30分 公開
[永山準EE Times Japan]

 フランスの市場調査会社Yole Group(以下、Yole)によると、2022年のCMOSイメージセンサー(CIS)市場において、ソニーが3年ぶりにシェアを拡大。首位の座を維持し、2位Samsung Electronics(以下、Samsung)との差を広げたという。

2028年に288億米ドル規模に、モバイル分野はシェア下げる

 Yoleによると、世界的なインフレを受けたスマートフォンなどの民生機器市場の低迷から、2022年のCIS市場は212億9000万米ドルと、前年(213億3000万米ドル)からほぼ横ばいに推移した。一方、YoleはCIS市場が「安定成長に復帰しつつある」と見ているという。同社は、CIS市場の長期予測をこれまでより下方修正したものの、2022〜2028年まで年平均成長率(CAGR)5.1%で成長し、2028年に288億米ドル規模に達すると分析している。

 分野別にみると、モバイル分野が引き続き大半のシェアを有する最大市場となる見込みだ。Yoleは、モバイル分野が今後数年はハイエンドCIS製品と新たなセンシング需要によって成長を継続し、2022〜2028年までのCAGRは3.7%になるとみている。一方、CIS市場全体におけるシェアとしては、2022年の約63%から2028年には約58%にまで低下する見込みだ。

2022年のCIS市場規模と、2028年までの成長予測[クリックで拡大] 出所:Yole Intelligence 2022年のCIS市場規模と、2028年までの成長予測[クリックで拡大] 出所:Yole Intelligence

 Yoleは「市場構造において、大きな変革が進行中だ」と言及。車載、セキュリティ、産業分野について、2022〜2028年までのCAGRがそれぞれ8.8%、17.6%、8.2%と大きく成長し、CIS市場におけるシェアを拡大していくと見込んでいる。Yoleは、モバイル分野に次ぐ規模である車載分野について、「安全規制によって車載カメラの普及が加速し、車室内、ビューイング、ADAS(先進運転支援システム)アプリケーション用途で順調に成長を続ける」と述べている。

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