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持続可能な未来に向けた「はかる技術」を紹介、アンリツ：「CEATEC 2023」事前情報

アンリツは2023年10月17～20日に開催される「CEATEC 2023」（幕張メッセ）に出展し、「『はかる』が創る持続可能な未来」をテーマに掲げ、身近な生活や社会課題解決に役立つ製品やソリューションを5つのエリアに分けて紹介する。

» 2023年10月13日 12時30分公開

[EE Times Japan]

　アンリツは2023年10月17～20日に開催される「CEATEC 2023」（幕張メッセ）に、「『はかる』が創る持続可能な未来」をテーマに掲げて出展する。同社担当者は「アンリツがコアコンピテンシーとする『はかる』技術が、さまざまな産業に関与し、安全／安心で持続可能な社会の基盤づくりに貢献していることを伝える機会にしたい」とコメントしている。

　ブースでは、身近な生活や社会課題解決に役立つ製品やソリューションを「5G／コア・メトロネットワークエリア」「自動車エリア」「食品・医療エリア」「産業DXエリア現場の見える化」「次世代技術の研究エリア」の5つのエリアに分けて紹介する。

アンリツの展示イメージ［クリックで拡大］出所：アンリツ

光センシング技術や異物検査技術などを展示

　5G／コア・メトロネットワークエリアでは、安定してつながる高速ネットワーク社会をつくるためのソリューションとして、5G（第5世代移動通信）を中心としたネットワークの品質評価を行う測定器、無線LAN用測定器を紹介する。

　自動車エリアでは、環境にやさしく、便利で快適な自動車社会を実現するためのソリューションとして、大規模駐車施設で駐車の自動化を支える自動バレーパーキング（AVP）評価システム（dSPACEとの協業）、自動運転等で注目される光センシング技術である周波数変調連続波（FMCW）LiDAR用のキーデバイス、EV（電気自動車）およびプラグインハイブリッド車（PHV）の性能向上と普及に貢献するハイブリッド電源を紹介する。

　食品・医療エリアでは、食品の安全／安心、健康な暮らしを支えるためのソリューションとして、食品製造ラインでの異物混入や形状不良、数量不足などを検査するX線検査機、錠剤／カプセル医薬品への金属混入を検査する金属検出機、白内障や眼底疾患などの眼科診断機器組み込み用センシング光源を紹介する。

　産業DXエリア現場の見える化では、より効率的な作業環境をつくり、産業の発展を支援するためのソリューションとして、開発／生産現場の設備や施設内の状況を映像／文字／数値等で見える化し、確実かつ効率的な業務遂行を支援するAccelVision（アクセルビジョン）を紹介する。

　次世代技術の研究エリアでは、6G（第6世代移動通信）に向けた取り組みや、未来の素材として着目するグラフェンのデバイス活用に向けた研究開発をパネルで紹介する。

CEATEC 2023



会期	2023年10月17日（火）～20日（金）
会場	千葉・幕張メッセ
ブースNo.	A009

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