BoW(Bunch-of-Wires)チップレット技術のパイオニアであるEliyanは、標準有機パッケージにおいて40Gbps(ギガビット/秒)/バンプで動作し、130umピッチで2.2Tbps(テラビット秒)/mm以上のビーチフロント帯域幅を実現する5nmプロセスのシリコンデバイスを開発している。これは同社の「NuLink PHY技術」に基づいたもので、より微細なバンプピッチの標準パッケージでも入手可能だ。
BoW規格に基づくEliyanのチップレットインターコネクト技術は、急速に広まりを見せているUCIe(Universal Chiplet Interconnect Express)Die-to-Die(D2D)インターコネクト規格と互換性がある。UCIeの他にも、EliyanのNuLink PHY技術はHBM(High Bandwidth Memory)規格とも互換性があるという。
チップレット向けD2DインターコネクトIP(Intellectual Property)ソリューションのサプライヤーであるBlue Cheetah Analog Designは、12nmプロセスのテストチップでのシリコン実装を発表している。同社の2〜16Gbps「BlueLynx」チップレットインターコネクトIPソリューションは5nm、7nm、12nm、16nmプロセス技術で入手可能だ。BlueLynx D2DインターコネクトサブシステムIPは、ODSA(Open Domain-Specific Architecture) BoW(Bunch of Wires)規格をサポートするPHYおよびリンク層からなり、UCIeチップレット規格をサポートするような構成になっている。
Blue Cheetahはデータセンター、ネットワーキングならびにAIアプリケーションにおいてBlueLynxチップレットインターコネクトIPを使用しているティア1メーカーおよびスタートアップ企業と協業している。
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