今回は、SK hynixの2025年度第2四半期(2025年4月〜6月期)の業績を解説する。
半導体メモリの大手メーカーであるSK hynixは2025年7月23日(韓国時間)に、2025年度第2四半期(2025年4月〜6月期)の四半期業績を発表した。売上高は前四半期比(前期比)26%増、前年同期比35%増の22兆2320億ウオン(155億6240万米ドル:1ウオン=0.0007ドルで換算、2兆2232億円:1ウオン=0.1円で換算)である。過去最高の売上高となった。
営業利益は前四半期比(前期比)24%増、前年同期比68%増の9兆2130億ウオン(64億4900万米ドル、9213億円)である。営業利益も過去最高となった。
粗利益率は54%、営業利益率は41%である。前期比ではそれぞれマイナス3ポイントとマイナス1ポイントで、わずかに減少したものの、利益率としては高い水準を維持した。
直近の四半期業績を振り返ると、2023年第2四半期(2023年4月〜6月期)から2024年第4四半期(2024年10月〜12月期)まで、売上高は7四半期連続で前期を上回った。営業損益は2023年第2四半期と同年第3四半期は赤字だったものの、同年第4四半期に黒字転換すると、2024年第4四半期まで4四半期連続で営業利益を前期比で伸ばした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.