Rohde & Schwarzの日本法人であるローデ・シュワルツ・ジャパンは2025年12月3日、本社機構を住友不動産大崎ガーデンタワー20階(東京都品川区)に移転した。サービスセンターも統合し、製品の修理、校正サービス品質のさらなる向上も図る。
Rohde & Schwarzの日本法人であるローデ・シュワルツ・ジャパンは2025年12月3日、本社機構を住友不動産大崎ガーデンタワー20階(東京都品川区)に移転した。それに伴い、同日に新オフィスの開所式を行った。
これまでは東京都新宿区にオフィスを構えていたが、事業領域の拡大といった持続的な成長を支え、さらにビジネスを加速させるべく、今回の移転を実施。埼玉県与野市に構えていたサービスセンターも統合し、製品の修理、校正サービス品質のさらなる向上も図る。
オフィスには最大142人が収容可能なセミナールームを用意し、技術セミナーの開催や、計測機器や環境の提供によりパートナー企業のサポートを行う。オフィスツアーも適宜開催するとしている。
今回の開所式にあわせて、Rohde & Schwarzのプレジデント兼最高技術責任者(CTO)を務めるAndreas Pauly氏ら、本国の幹部が来日。「日本は稀有な国で、計測関連に加え防衛関連のビジネスでも大きな比重を占めている。産業大国で、GDPが世界5位の魅力的なマーケットでもある」と述べる。
「そんな日本に、今後も積極的な投資を行っていく意思表示も込めて、新オフィスを開設した。『Number One Choice for Customers』のビジョンのもと、顧客から常にナンバーワンに選ばれる会社を目指し、顧客のサクセスに貢献したい」(Pauly氏)
続いてエグゼクティブ・バイス・プレジデントのRobert Froehler氏が登壇。「イノベーションを加速させるためには、パートナーや顧客からのフィードバックが大事だ。より良い製品開発や提供を行うためにも、より相互のリレーションを深めていきたい」と述べ、テープカットが行われた。
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