千住金属工業は「第18回 オートモーティブワールド-クルマの先端技術展-」に出展し、フラックスレスで実装を行えるリフロー炉や、環境保護に向けた取り組みを紹介した。【修正あり】
千住金属工業は「第18回 オートモーティブワールド-クルマの先端技術展-」(2026年1月21〜23日、東京ビッグサイト)に出展し、フラックスレスで実装を行えるリフロー炉や、環境保護に向けた取り組みを紹介した。
電子部品のはんだ付けを行う際、通常は金属表面の酸化膜除去やはんだの密着性向上のため、フラックスは必需品とされる。そのため従来はフラックスが含まれるはんだを用いたり、別途塗布したりしていた。
しかし現在、車載用途を中心にフラックスレスの需要が高まっている。残渣の洗浄に手間がかかることや、フラックスが蒸発して冷却されて発生する煙(ヒューム)によって装置や基板が汚れることが理由だという。
千住金属工業はこうした需要に対し、フラックスを用いずに実装を行えるリフロー炉「SFR-230」を開発した。
同製品は、ギ酸雰囲気中でリフローを行うことでフラックスレスでの実装が実現する。フラックスを用いないので飛散や残渣がなく、無洗浄でクリーンな実装が行えるほか、ボイドの抑制も期待できるとうたう。
さらに、熱風循環による加熱で、均一かつ高効率な加熱が可能だ。インライン搬送方式で連続生産にも対応する。
ブースでは、同製品と合わせた使用を推奨するはんだ材料も紹介した。
ブース説明員は「千住金属工業は材料と装置をどちらも手掛けているので、相性の良い組み合わせを提案できることが強みだ」とした。
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