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再エネの高電圧化に DC1500V対応SiCモジュール、InfineonハイエンドEV向け22kW OBCも披露(1/2 ページ)

インフィニオン テクノロジーズ ジャパンは「第40回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-」に出展し、再生可能エネルギー向けの高耐圧な炭化ケイ素(SiC)モジュールやハイエンド電気自動車(EV)向けのオンボードチャージャー(OBC)リファレンスデザインを紹介した。

» 2026年02月02日 10時30分 公開
[浅井涼EE Times Japan]

 インフィニオン テクノロジーズ ジャパン(以下、インフィニオン)は「第40回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-」(2026年1月21〜23日、東京ビッグサイト)に出展し、再生可能エネルギー向けの高耐圧な炭化ケイ素(SiC)モジュールやハイエンド電気自動車(EV)向けのオンボードチャージャー(OBC)リファレンスデザインを紹介した。

再エネの1500V化に対応、高信頼性のSiCモジュール

 日本では初展示だったのが、直流(DC)1500Vリンクアプリケーションに適した耐圧2.3kV、「XHP 2」パッケージのSiC MOSFETモジュールだ。同製品は、太陽光/風力発電システムや蓄電池システム、水素製造装置などへの利用を想定する。

インフィニオンの耐圧2.3kV SiC MOSFETモジュール インフィニオンの耐圧2.3kV SiC MOSFETモジュール[クリックで拡大]

 太陽光/風力発電システムでは現在、DC 1500Vへの高電圧化が進んでいる。ケーブルを細くしコストを抑えたり、送電ロスを減らしたりするためだ。水素製造装置も同様で、固体高分子形燃料(PEM)電池では、DC 1500V動作を想定した設計が主流になっていく見込みだ。

 インフィニオンの2.3kV SiCモジュールは、SiC MOSFETを採用することで、従来のシリコン(Si)IGBTベースのモジュールと比べて小型化を実現した。加えて、同社独自の接合技術「.XT」を用いることで、パワーサイクル/温度サイクル耐量を高めている。インフィニオンの説明員は「洋上風力発電システムなどは海の上にあるのでメンテナンスに行くのも大変で、信頼性がより強く求められる。.XTはそうした要求に応えるものだ」と強調する。

 さらに、銅(Cu)とアルミニウム炭化ケイ素(AlSiC)のベースプレートを採用し、熱性能も高めた。

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