併せてWDは「高帯域ドライブ技術」「デュアルピボット技術」の2つを発表。これらにより、従来はフラッシュメモリを使うとされているワークロードにも、HDDで対応できるようになるという。
高帯域ドライブ技術は、複数のヘッドが、複数のトラックから同時に読み書きを行えるようにするもの。消費電力はそのままに、従来のHDDに比べて最大2倍の帯域幅を実現する。将来的には8倍の帯域幅にも拡張できるメドが立っているという。
デュアルピボット技術は、独立して動作する2つ目のアクチュエーターを別の回転軸に追加するもの。これにより、3.5インチドライブ内において最大2倍のシーケンシャルIOを実現できるようになる。
これら2つの技術によってシーケンシャルIOを最大4倍に向上させられる他、テラバイト当たりの相対的なIOを維持したまま、100TB HDDを提供できるとする。「これにより、容量拡張に伴ってSSDの導入を増やしたり、サービスを再設計したりする必要が低減される」(WDリリースより)。高帯域ドライブ技術は既に提供済みで、デュアルピボット技術を採用したHDDは2028年に提供を開始する予定だ。
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