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アンチアイランディング試験を数週間から数時間に短縮、キーサイトPHILで効率化(2/2 ページ)

» 2026年03月24日 10時30分 公開
[浅井涼EE Times Japan]
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数週間の試験を数時間に PHILで効率化

 キーサイトが開発したアンチアイランディング試験システムは、同試験に用いるAC電源に、RLC負荷のシミュレーターを統合したもの。実機のハードウェアとリアルタイムシミュレーションを組み合わせた評価手法である「HILS(Hardware-In-the-Loop)」の電力版、「PHILS(Power Hardware-In-the-Loop)」だ。従来のように物理的なRLC負荷バンクを調整する必要がなく、シミュレーター上で条件を切り替えられるので、高速かつ高精度の試験が実現し、装置の占有スペースも大幅に削減できる。キーサイトのブース担当者は「占有スペースが、大きめの2部屋ほどから1部屋になるようなイメージだ」と説明する。

キーサイトのソリューションを用いたアンチアイランディング試験 キーサイトのソリューションを用いたアンチアイランディング試験[クリックで拡大] 出所:キーサイト・テクノロジー

 キーサイトによると、このソリューションによってアンチアイランディング試験の期間は従来、認証機関で数週間かかっていたところを数時間にまで短縮できたという。

 同ソリューションは現在、米国のグリッドに接続するための規格であるIEEE 1547.1-2020/UL 1741 SBに対応し、既に提供を開始している。日本など他の地域では正式な認証には対応していないが、開発時のプリテストに利用できる。

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