インテルは、東北地方太平洋沖地震に伴う支援内容を発表した。復興支援のために、インテル基金および全世界のインテル社員による募金を合わせて約170万米ドルを寄付する。
さらに、被災地におけるITインフラの復旧支援を進める。すでに、東北地方の避難所にITインフラの復旧支援チームを派遣し、宮城県の仙台市災害対策本部や名取市、みやぎNPOプラザなどと緊密に協力しながら、WiMAXワイヤレスブロードバンドシステムを利用したインターネット接続環境を、避難所9カ所に設置した。
ITインフラの復旧支援活動では、ダイワボウ情報システムや、UQコミュニケーションズが製品やサービスを提供した。今後も、地方自治体やNPOの要望を基に、ITインフラの復旧を支援する避難所の範囲を拡げる計画である。
なお、約170万米ドルの寄付額の内訳は、以下の通り。インテル基金が、100万米ドルを寄付する。加えて、全世界のインテル社員が募金活動を進めており、震災後の1週間で約35万米ドルが集まったという。インテル基金によって同額が加算されるため、募金の総額は約70万ドルになる。
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