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電源ソリューションを手掛けるPower Management Systems、Intelなど3社を特許侵害で提訴ビジネスニュース 特許/知財

データセンターからサウンドシステムまで、幅広いアプリケーション向けに電源ソリューションを提供するPower Management Systems and Salesが、Intel、Freescale、Marvellを特許侵害で提訴した。

» 2011年08月29日 18時00分 公開
[Dylan McGrath,EE Times]

 電源ソリューションを手掛ける米国のPower Management Systems and Salesは2011年8月22日、同社の特許を侵害したとして、Intel、Freescale Semiconductor、Marvell Technology Groupの3社を、米デラウェア州の連邦地方裁判所に提訴した。

 Power Management Systemsは、「当社が保有する米国特許第5504909号を、Intel、Freescale、Marvellの3社が侵害した」と主張している。同特許は電力管理システムに関するもので、1996年に認定を受けている。

 訴状には、Power Management Systemsの主要な事業施設がサンフランシスコやテキサスにあると記載されているが、Web検索では、同社についてそれ以上の情報は得られなかった。

 同訴訟は、Intelのスマートフォン向けプロセッサ「Atom Z6」シリーズと、Freescaleのプロセッサ「i.MX515」、Marvellのプロセッサ「PXA940」による特許の侵害を訴えたものだが、Power Management Systemsは、「当社の特許を侵害しているものは、これらの製品だけではない」とも主張している。

 Power Management Systemsは陪審裁判を要求しており、弁護士費用のほか、IntelとFreescale、Marvellの3社によりもたらされた損害に対する賠償を求めている。

【翻訳:滝本麻貴、編集:EE Times Japan】

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