Krzanich氏は、「Intel製品は今後、次世代型タブレット端末やコンバーチブル式のタブレット型PCをけん引する」と主張する。同氏はIDFの開催初日に、檀上で60種類のデザイン端末を披露した。また、IDFの2日目には、丸1日をかけてIntelの最新のタブレット向けSoC「Bay Trail」の発表を行った。
今回Krzanich氏は、モノのインターネットに向けたx86プロセッサファミリ「Quark」の詳細を明らかにするという重要な発表を行い、産業市場向けにリファレンスボードのサンプルを披露した。同氏は、IDF会場に集まった聴衆との間で質疑応答を行った後、IDFの展示会場内を歩く姿を見せ、親しみやすい人柄を印象付けていた。
Intelのデータセンター事業部長を務めるDiane Bryant氏は、IDFの開催初日、22nmプロセスを適用したサーバ向け12コアプロセッサ「Xeon E5-2600 v2」を発表した。
またIBMは、最新のシステムシリーズを発表した。同社はスライドを提示し、2014年に発表予定のシステムにおいて、“box-to-box インターコネクト”としてPCI Expressを採用し、Intelのコプロセッサ「Xeon Phi」を搭載する予定だと説明した。
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