Yu Jiang Tham氏は、ジェスチャ認識機能を備えたスマートウォッチ「Xatch」の試作品を開発し、Glazed Conferenceで行われたハッカーソン(プログラマーが集まり、集中的にプログラムを開発すること)で優勝した。Tham氏は、Appleのソフトウェアエンジニアである。
Tham氏は、スマートウオッチの試作品に、Leap Motionのジェスチャ認識機能を搭載した。同氏は、スマートウオッチがジェスチャに反応して、メインメニューをナビゲートする様子を紹介した。次のステップとして、Tham氏は、宙に書いた言葉を読み取る手書き認識機能への対応を計画しているという。
Basisは、199米ドルの医療モニターを披露した。このモニターはスマートウオッチの形をしており、血流センサー、加速度計、汗モニター、温度モニターを搭載している。
米国の音響機器メーカーであるPlantronicsは、複数のセンサーや開発者向けAPI(Application Programming Interface)を組み入れた試作品を紹介した。静電容量式タッチセンサーが搭載されていて、ユーザーがウェアラブル機器を取り外したことを検知したり、携帯電話の着信に応答するよう音声で知らせたりといった機能を実現しているという。
【翻訳:青山麻由子、編集:EE Times Japan】
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