Xbox OneとPS4のメモリアーキテクチャの違いについてはいろいろと議論されている。実際、AnandTechやRedGamingTechといった技術関連サイトによると、Xboxのメモリアーキテクチャが複雑さを増したことで、同じローンチタイトルでもXbox One版は、PS4版に比べて解像度が低下するものがあるようだ。例えば、「コール オブ デューティ ゴースト」はPS4版は1080pだが、Xbox One版は720pだという。
ソニーのPS4は統合された8Gバイトのメインメモリを採用している。メモリインタフェースは、GDDR5。Xbox OneにもCPUとGPUの両方がアクセスできる8Gバイトのメインメモリが搭載されているが、メモリインタフェースは、低消費電力だが性能の低いDDR3である。メインメモリのスピードを補うため、Xbox Oneには、高速の32Mバイトグラフィックス用メモリがSRAMブロックとして、CPU/GPUとともにダイ上に搭載されている。
このようなアーキテクチャのプログラミングは必然的に、より複雑になる。だが、PS4とXbox Oneの理論的な最高性能は極めて近い可能性がある。
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