「Xbox One」を分解 : 製品解剖 (5/5 ページ)
通常、コントローラに搭載されるチップの数は少ない。Xbox Oneは個別のサブボード上に、Freescale Semiconductor製の超低消費電力のマイクロコントローラ「SCKL26Z128LL4 Kinetis」、32ビットのCortex M0+コア、128kバイトの組み込みフラッシュメモリの他、マイクロソフト製のカスタムメイドのWi-Fiチップ「X872519」を搭載している。
コントローラの分解 出典:Chipworks
出典:Chipworks
なお、Chipworksによる分解の詳細なリポートはこちらから 見ることができる。ChipworksはIP(Intellectual Property)コンサルティング向けにIC分析を実施している。Dick James氏とChristopher Young氏が今回の分解を担当した。
【翻訳:青山麻由子、滝本麻貴、編集:EE Times Japan】
「プレステ4」を分解
「プレイステーション3」から、7年を経て発売が開始されたソニーの最新ゲーム機「プレイステーション4」。カナダのChipworksが、さっそく分解に着手した。
Xbox OneとPS4、本体販売でもうかるのはXbox One
2013年11月は、注目の最新ゲーム機が相次いで発表された。マイクロソフトの「Xbox One」とソニーの「プレイステーション 4」だ。製品の分解を手掛けるUBM TechInsightsによると、コンソール自体の販売利益は、Xbox Oneの方が大きいという。
Xbox 360の最終形は、ある意味“初代Xbox One”だった
Microsoftが2013年6月に発表し、北米で発売を開始したゲーム機「Xbox 360 E」。この後には「Xbox One」の発売が控えている。Xbox 360 Eを分解したiFixitは、「Xbox 360 Eは、ある意味“初代Xbox One”とも言えるだろう」と、その印象について述べている。
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