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スパンションがDALI、Bluetooth Smart対応のLEDドライバICを発表LED/発光デバイス

Spansion(スパンション)は2014年11月、DALI、Bluetooth Smartといった通信規格に対応するインテリジェントLEDドライバICの新シリーズ「S6AL211」を発表した。

» 2014年11月05日 15時40分 公開
[EE Times Japan]

 Spansion(以下、スパンション)は2014年11月、DALI、Bluetooth Smartといった通信規格に対応するインテリジェントLEDドライバICの新シリーズ「S6AL211」を発表した。DALI規格対応の「S6AL211A31」と、Bluetooth Smartモジュール連動型の「S6AL211A94」がある。S6AL211A31は既にサンプル出荷を開始し、サンプル価格は5.8米ドルで2014年12月から量産を実施する。S6AL211A94は同年12月からのサンプル出荷を予定する。

 新シリーズは、4チャンネルの降圧型DC-DCコンバータを内蔵したLEDドライバで、0.1〜100%の範囲での調光に対応する。LED駆動回路の構築に必要なプリドライバ、センシングアンプ、外部回路用3Vレギュレータなどの周辺部品を集積し、「競合製品に比べ最大25%、基板サイズを削減でき、部品コストも削減できる」とする。

 欧州を中心に照明用通信として普及するDALI規格(IEC62386-101/102/207)に対応するS6AL211A31は、出力が18W×4チャンネル(合計72W)、1Aで5灯直列LEDに対応する。調光は0.1〜100%(1%以上=電流制御、1%以下=PWM制御)の範囲で254ステップで行える。

 Bluetooth Smartモジュール(外部)対応型のS6AL211A94は、通信インタフェースとしてUART、人感/感度センサー用インタフェースを備える。出力は、S6AL211A31と同様で計72W、1Aに対応。調光は0.1〜100%(同)で、256ステップ、4色対応となっている。

 いずれも、パッケージは7.0mm角、高さ1.7mmのLQFP48を採用。標準入力電圧24V(最大定格35V)、効率は94%以上(100%点灯時)となっている。

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