マイクロ波センサーとしても、一般的な発振方式(フリーラン方式)ではなく、誘電体共振型発振器(DRO)を使用したことで連続測定が行えるという特長を持つ。
DROは、位相雑音特性に優れ、位相検知精度が高くなり連続測定でも、常時安定した検出結果が得られるという。フリーラン方式では、ノイズ影響で、安定発振時間が5〜10秒程度で途切れるため、連続的な測定が難しかった。
センサーモジュール(型番=DC6M4JN3000)は、31×47.5×16mmサイズのアンテナ/高周波回路基板と、30×46.5×5mmサイズの信号処理基板の2枚の基板で構成する。既にサンプル出荷中で、サンプル価格は1万8000円。量産開始は2015年7月を予定し、月産個数は1000個を見込んでいる。
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