飯島氏によると、今後は、ファームウェアの自動アップデートなど、きらきライトのソフトウェア関連を調整していくという。将来的には、きらきライト同士をBluetooth Low Energyで接続したり、複数台をスマートフォンから一括操作したりといった機能を考えているという。
筆者はライブによく行くので、「ライブ会場で、このペンラ(=ペンライト)を使ってみたいです!」と意気込んで話したところ、「う〜〜〜ん……そこの市場は難しいと思ってます」と飯島氏。同氏が狙っているのは、カラオケやパーティなどを盛り上げるための“エンタメグッズ”の市場だ。「気軽に買って使えるような、そんなペンライトを作りたい」(同氏)。
ルネサスは、知的財産関連や量産に向けた交渉など、個人ではカバーしきれない専門的な部分で飯島氏をバックアップしている。関連する各方面の専門家とのミーティングを設定し、商標や特許など法律関連のアドバイスをもらえる場や、部品調達などで業者と交渉できる場を設けているという。きらきライトが商品化されれば、がじぇるねから誕生した商品の第1弾となるため、ルネサス側にも気合が入っている。
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