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回路基板向け量産価格見積もりサービスを開始量産時の部品調達コストを低減できる!

ピーバンドットコム(P板.com)は、「基板コンシェル」の新サービスとして、量産向け価格提示を行うサービスを開始した。営業担当者との打ち合わせにより、他社の見積もりに比べて調達コストの低減が可能となる。

» 2015年09月14日 13時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

 プリント配線板通販を手掛けるピーバンドットコム(P板.com)は2015年9月、「基板コンシェル」の新サービスとして、量産向け価格提示を行うサービスを開始した。営業担当者との打ち合わせにより、他社の見積もりに比べて安価に提案できるという。

 基板コンシェルは、回路基板開発時の部品調達代行や、専門家による回路設計/品質向上などの支援を行うサポートプログラム。同社が提供している「基板製造」、「部品調達」、及び「部品実装」の3つのサービスをセットで依頼している顧客に向けて、2015年6月より提供を始めた。

 すでに「部品調達サービス」プログラムをスタートしている。2つ目のサービスとして新たに開始したプログラムが今回の「量産向け価格提示サービス」である。これまでもウェブ上で瞬時に見積もりを提示する「1-Click見積」を行ってきたが、試作や小ロット向けの価格提示であった。今回は量産向けが対象となる。営業担当者との打ち合わせにより、他社の見積もりに比べて調達コストの低減が可能となるという。

サポートプログラム「基板コンシェル」のイメージ

 さらに同社では、基板コンシェルの3つ目のサービスとなる「回路設計についてのアドバイス提供」も随時行っていく予定だ。回路図1枚に対して、設計に関わるさまざまな悩みについて、無料でアドバイスを行う。大規模な回路設計に関する質問や、アドバイスのレベルを超える専門的なコンサルティング業務については、別途有償で支援する体制も整えている。

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