米国のSleep Numberが展示したスマートベッドは、何といびきを止めてくれるベッドだ。いびきを検知(イヌのいびきまで検知してくれる…!)するとベッドがわずかに動き、寝ているユーザーのポジションをちょっとだけ変えてくれる。それによっていびきが止まるというわけだ。このスマートベッドは、CES 2017で「Innovation Award」を受賞している。
Natatmoは、既に多数のIoTデバイスを開発しているメーカーだ。同社は10年以上稼働する煙探知機などを展示した。設計を最適化して10年という長寿命を実現したという。同社は、ニューラルネットワーク技術を採用したセキュリティアラームも発表する予定だ。このアラームは顔認識技術を使い、どの人物が出入りを許可されているのかを学習していくという。
日本のスタートアップXenoma(ゼノマ)は、導電性の繊維と、ゆがみを認識するセンサーを埋め込んだIoTシャツ「e-skin」を展示した。e-skinには14個のセンサーが組み込まれていて、バイタルサインを測定できる。
フランスNovathingsの「Helixee」は、“コネクテッドハードドライブ”だ。同社のCEOを務めるChristophe Guionet氏は「Helixeeは、プライベートなWi-Fiに接続されるので、インターネットに接続しなくても、無線に接続されている状態を維持できる」と説明する。Helixeeは、ARMの「Cortex-A8」(動作周波数は1GHz)ベースのプロセッサを搭載し、512MバイトのSDRAMを内蔵している。電源電圧は5Vである。
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