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» 2017年07月14日 11時30分 公開

USB Type-CコントローラIC、PD3.0とQC4.0に対応サイプレス、技術革新を先導(2/2 ページ)

[馬本隆綱,EE Times Japan]
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CCGxシリーズとして2製品を追加

 同社は、新たにCCGxシリーズとして2製品を追加した。1つはCCG3PAである。Programmable Power Supply(PPS)および、QualcommのQC4.0プロトコルとともに、PD 3.0規格をサポートしている。「PPS機能により出力電圧を5Vから10Vへ一気に引き上げることも、段階的に引き上げることも可能」だという。これにより、急速充電に対応する電源アダプターや車載充電器、電源バンクなどのシステム設計を比較的容易に行うことができる。

 CCG3PAには、ARM Cortex-M0と64kバイトのフラッシュメモリを内蔵している。データの書き込みと読み出しを並行して行う「Read-While-Write機能」によって、フィールドでのファームウェアのアップグレードを可能とした。

CCG3PAの主な特長と回路ブロック (クリックで拡大) 出典:Cypress Semiconductor

 もう1つはCCG5である。Thunderbolt 3(Alpine Ridge)とThunderbolt Alternate Modeに対応した2ポートUSB-CコントローラICである。USB-C対応のノート/デスクトップPC、ドッキングステーションなどの用途に向けて、内蔵する機能を最適化している。もちろん、Read-While-Write機能を搭載した128kバイトのフラッシュメモリを内蔵しており、製品出荷後もファームウェアのアップグレードが可能である。

CCG5の主な特長と回路ブロック (クリックで拡大) 出典:Cypress Semiconductor

 汎用的な通信環境で、最も重要になるのが相互接続性である。Cypressは全ての製品で相互接続性の認証を取得している。関連するワークショップのイベントにも全て参加し、「競合他社のコントロールICともデバイスレベルで相互接続性を確認している」と話す。

 なお、記者説明会の会場では、CCG3PA評価キットを用いた電源バンクとスマートフォン、ノートPCを接続した給電/充電システムのデモ、USB Type-Cのオルタネートモードを使ったHDMI通信による表示デモ、モバイル端末向けドッキングステーションによる通信/給電のデモなどを行った。

CCG3PA評価キットなどを用いて行った通信/給電のデモの模様 (クリックで拡大) 出典:Cypress Semiconductor
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