以下は、TechInsightsが掲載した、iPhone XS Maxのメインボードの写真だ。
TechInsightsは、A12 Bionicを取り外している。指紋認証から顔認証に移行したということは、Analog DevicesとNXP Semiconductorsが、指紋認証関連のチップについてデザインウィンを失ったということを意味している。代わりに、(iPhone Xから既にそうだが)赤外線レーザーを照射する「VCSEL(ビクセル)照射器」という部品を提供するFinisarが、デザインウィンを獲得したサプライヤーの1社となった。
iFixitは、いつものようにメインボードに搭載された部品を特定している。iFixitは、ここでの注目は、Appleブランドの新たなパワーマネジメントICを搭載していることだと指摘している。
iPhone XSのメインボードに搭載されているチップは、以下の通りだ。
下の画像は、iPhone XS Maxのメインボード裏面の画像である。iPhone XS Maxのメインボード表面については、iPhone XSとほぼ同じである。
【翻訳、編集:EE Times Japan】
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