CEATEC実施協議会は2019年9月20日、10月15日から18日までの会期で開催する展示会「CEATEC 2019」(会場=千葉市・幕張メッセ)の開催概要に関する記者説明会を開催し、前回を上回る規模での開催になることなどを明らかにした。
CEATEC実施協議会*1)は2019年9月20日、10月15日から18日までの会期で開催する展示会「CEATEC 2019」(会場=千葉市・幕張メッセ)の開催概要に関する記者説明会を開催し、前回を上回る規模での開催になることなどを明らかにした。
*1)一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成。
毎年10月ごろに開催されるCEATECは、今回の開催で20回目の節目を迎える。これまで展示会名称は「CEATEC Japan」(シーテック・ジャパン)としてきたが、今回からは「Japan」を外し「CEATEC」という名称で実施する。
CEATEC実施協議会でエグゼクティブプロデューサーを務める鹿野清氏は「20周年の記念の年になるが、過去を振り返るよりも、(政府の再興戦略である)『Society 5.0』が描く未来、2030年に向かって、しっかりと取り組む年にしたい」とし、2016〜2017年から取り組む「CPS*2)/IoT総合展」「Society 5.0のショーケース」としてCEATECを盛り上げていくことに主眼を置く。
*2)CPS:Cyber Physical System(サイバーフィジカルシステム)
今回の出展社数は、前回の出展社数725社/団体を上回る750社/団体以上になる見込み。展示小間数も、前回の1786小間を上回る2000小間以上に達する見込み。展示規模の拡大に伴い、前回は幕張メッセの6つの展示ホールを使用していた展示会場を、7展示ホール分に拡大。同時に、展示レイアウトも大幅に刷新する。従来は、電子部品/半導体メーカーの展示と完成品/システムメーカーの展示、特別企画展示をホールを区切る形で、実施してきたが、CEATEC 2019では、各ホールで電子部品/半導体メーカー、完成品/システムメーカー、特別企画それぞれの展示が行われるレイアウトに変更される。「これまでは、展示ホールごとに来場者数にばらつきが生じた」とし、レイアウト変更により来場者の偏りの解消を狙う。
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