2019年12月に開催された「IEDM 2019」の記者室に、国際学会VLSIシンポジウムの実行委員会が“乱入”し、シンポジウムの開催概要を説明した。今回は、そのミニ説明会の内容を紹介する。
2018年2月14日に掲載された本コラムの第138回では、一昨年(2017年)の12月4日に国際学会IEDM 2017の記者室(プレスルーム)で、国際学会VLSIシンポジウム(略称:VLSI)の実行委員会が翌年(2018年)6月に米国ハワイで開催されるVLSI回路シンポジウム(Symposium on VLSI Circuits)の概要を説明したことをご報告した。
そしてことし(2019年)12月に開催された国際学会IEDM 2019の記者室に、国際学会VLSIシンポジウムの実行委員会が再び乱入した。2020年6月に米国ハワイで開催されるシンポジウムの概要を12月9日夕方に説明したのだ。そこで本コラムでは実装技術ロードマップのシリーズ連載を今回は休載し、VLSIシンポジウムの実行委員会によるミニ説明会の概要をご報告する。
VLSIシンポジウムは、VLSI技術シンポジウム(Symposium on VLSI Technology)とVLSI回路シンポジウムの2つの国際学会によって構成される。2020年は6月15日〜19日の日程で、米国ハワイ州ホノルルのリゾートホテル「Hilton Hawaiian Village」で開催される予定である。なおVLSIシンポジウムは西暦の奇数年は日本の京都、偶数年は米国のハワイ州ホノルルで開催されることが通例となっている。
メインイベントである技術講演会は6月16日〜6月18日の3日間。メインイベント前日の6月15日は「ショートコース(Short Course)」と呼ぶ1日がかりの技術講座が開催される。メインイベント翌日の6月19日は「金曜フォーラム(Friday Forum)」と呼ぶ招待講演会を予定する。
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