メインイベントの技術講演会では、17日の朝と18日の朝に2件ずつの基調講演(プレナリー講演)が実施される。12月9日の時点では、合計4件の中で3件の講演者が決定していた。Intelの最高技術責任者(CTO)をつとめるMichael Mayberry氏、NTTドコモの執行役員で5Gイノベーション推進室長をつとめる中村武宏氏、キオクシアでSSD応用技術技師長をつとめる大島成夫氏である。あと1人は、早ければIEDMの開催期間中に決まるとPalacios氏は述べていた。
技術講演会以外のイベントについても説明があった。夜間に実施されるパネル討論会(パネルディスカッション)は、3件を予定する。
1件は技術シンポジウムと回路シンポジウムの共同パネル討論会で、6月15日の夜に実施される。テーマは「コンピューティングの未来を実現するVLSIの40年」である。
残りの2件は技術シンポジウムのパネル討論会と回路シンポジウムのパネル討論会で、いずれも6月16日の夜を予定する。前者のテーマは「メモリの将来(そこからロジックが学べることは何か)」、後者のテーマは「人間対機械:回路設計におけるAI/機械学習の役割」である。
2020年のVLSIシンポジウムで発表される研究成果は、現時点では決まっていない。投稿論文の締め切りは2020年2月10日である。投稿論文が採択されたかどうかが投稿者に通知されるのは、2020年4月1日を予定する。同じ4月21日には、報道機関向けの説明会が開催される。来年(2020年)の4月を楽しみに待ちたい。
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