大型買収交渉が表面化し、新型iPhoneが発表されたのに……
この記事は、2020年10月19日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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先週、AMDがXilinxの買収に向けて交渉を行っていると複数のメディアが報じました。
2015年のIntelによるAlteraの買収と同じ、プロセッサーメーカーによるFPGAメーカーの買収という構図。あえて、Intel&Alteraとの違いを挙げれば、Intelはファウンドリー事業を手掛けるIDMである一方、AMDはファブレスという点でしょうか。Intel&Alteraの場合、Intelの工場稼働の安定化が買収の大きな狙いの1つでした。AMDとXilinxという組み合わせでは、こうした工場関連のシナジーは見込めないわけですが、ファブレス同士ということでそれなりに別のシナジーを得られるでしょう。
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