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現像型で反射率が高い白色ドライフィルムを発売韓国タイヨウインキ

太陽ホールディングスの子会社である韓国タイヨウインキは、現像型高反射白色ドライフィルム「PSR-400 WD17NB」の販売を始めた。

» 2021年06月11日 10時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

Mini LED実装の狭ピッチ化やパッドの小径開口化に対応

 太陽ホールディングスの子会社である韓国タイヨウインキは2021年6月、現像型高反射白色ドライフィルム「PSR-400 WD17NB」の販売を始めた。タブレットPC用Mini LEDバックライトユニットの反射板に採用されたという。

 新製品は、柔軟性や耐久性に優れており、LED実装時のクラックを抑えることができる。熱黄変せず高い透明性も保持できるという。さらに、平均反射率(Y値)は92〜93%(厚み50μm)と高い。光源の青色LED光を3000時間受けた(QUVテスト)あとでも、Y値は89%以上と変化が少ない。

 また、DI(ダイレクトイメージング)露光機にも対応しており、LED実装の狭ピッチ化や、パッドの小径開口化が可能である。この白色ドライフィルムをバックライトユニットに用いれば、より高輝度で高コントラストのディスプレイを実現できるという。

基板の外観と拡大写真 出典:太陽ホールディングス

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