持っている情報だけではなく、実物を見て判断することが大切だと思い知らされた。
この記事は、2021年8月10日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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1カ月ほど前にさかのぼりますが、自宅リビングのメインのテレビが動作が怪しくなりました。突然、画面が真っ暗に。音声は正常に出るものの一切映らない。リセット操作などするものの、改善されず……。購入から7年、ちょっと早いけれども故障かなと覚悟を決めつつ、コンセントを抜いて、しばらく待って、祈るようにコンセントを指し直すと通常通り画面が映るように。ホッとしたのも束の間、1日後にまた同じような症状に……。そしてその間隔は段々短くなり、数時間に一度は大きなラジオに早変わりという状況に。数日後に迫るオリンピック開幕を前に、新しいテレビを買おうと覚悟を決め、テレビにつないだHDDの番組をレコーダーに待避する作業をテレビのご機嫌を伺いながら急ピッチで進めつつ、新たなテレビを物色し始めました。
暇ならずーっとテレビをみるタイプなので、テレビだけは価格は度外視で良いものを買うと決めており、次のテレビは、有機ELテレビとひそかに決めていました。ですので、有機ELテレビを軸に物色していきます。ただ、狭い家のため左右120cm以下の設置場所しかなく、55型クラスのテレビは選択できないという制約があり、50型以下の有機ELテレビを物色。あまり機種数は多くはありませんでしたが、いくつか候補が浮上し、ある機種にほぼ狙いを決めました。ただネットで売られているものは、どこも2週間ほど待ちの状態。オリンピック開幕に間に合わないというピンチですが「店頭なら在庫があるかもしれないし、小さくない出費なので、実物を見ておかなければ」と思い、土曜の午後に大型量販店に出向きました。
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