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ET & IoT 2021 特集
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» 2021年11月19日 13時30分 公開

端末を“後付け“で非接触操作対応にする赤外線センサーメタテクノがデモを展示

ソフトウェアの受託開発事業を手掛けるメタテクノは「ET&IoT 2021」(2021年11月17〜19日、パシフィコ横浜)で、赤外線センサーを使った非接触のセンシングソリューションを展示した。

[村尾麻悠子,EE Times Japan]

 ソフトウェアの受託開発事業を手掛けるメタテクノは「ET&IoT 2021」(2021年11月17〜19日、パシフィコ横浜)で、赤外線センサーを使った非接触のセンシングソリューションを展示した。

 赤外線センサーは、スウェーデンのneonodeが開発、製造しているモジュールで、メタテクノは同センサーの国内販売と、主にソフトウェア面での技術サポートを行う。展示したのは、Androidのタブレット端末に赤外線センサーモジュールを取り付けることで、非接触でタッチパネルの操作をできるようにしたもの。neonodeの赤外線センサーモジュールは赤外線の発光部と受光部が一辺に搭載されていて、指やペンなどのオブジェクトに当たって反射した赤外線を検出することで、そのオブジェクトの動きを追跡する。手袋をした指でも問題なく検知できることが利点だ。10点まで検出できるので、ピンチインやピンチアウトなどマルチタッチでの操作も可能だ。

 さらに、赤外線センサーモジュールは“後付け”できるので、既存の端末やパネルを容易に「非接触対応」にできる。そのため、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、ニーズも高い」とメタテクノの担当者は説明する。

左=neonodeの赤外線センサーモジュール/右=センサーモジュールをAndroid端末の右側に取り付けることで、簡単に非接触で操作できるようになる[クリックで拡大]
左=このくらい大きなサイズのパネルにも対応できる。大型のパネルや端末に取り付ける場合は、センサーモジュールを縦に複数接続する形になる/右=パリティ・イノベーションズの空中映像ソリューション「パリティミラー」と、neonodeのセンサーモジュールを組み合わせたもの。ボタンの映像を空中に表示し、赤外線センサーで指を検知して、ボタンをクリックできるようになっている。アプリ開発をメタテクノが行った[クリックで拡大]

 赤外線センサーモジュールとSTMicroelectronics(以下、ST)のマイコン「STM32L476RG」(「Cortex-M4」ベース/動作周波数は80MHz)を使ったジェスチャー入力リモコンのデモも展示した。机の上に指で数字を書くと、指の動きをセンサーで追跡し、その動きから書かれた数字をマイコンで推論する。その結果を別のモニターに表示する。使用した開発環境はSTの「STM32Cube.ai」。PCで学習させ、「STM32」マイコンで推論できる、組み込み向けAI(人工知能)開発環境だ。

左=指で数字を書くスペース。右側に置かれている赤外線センサーモジュールで指の動きを検出、追跡する/右=指の動きから書かれた数字を推論し、モニターに表示している[クリックで拡大]

 メタテクノの担当者は「このように、neonodeの赤外線センサーモジュールやマイコンなどを当社のAI/IoT(モノのインターネット)向けソフトウェアと組み合わせて、顧客のニーズに合ったソリューションを提案していきたい」と語った。

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