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ルネサス、2021年12月期業績を発表強い需要で2事業とも好調

ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2022年2月9日、2021年12月期(2021年度)通期決算を発表した。業績(Non-GAAPベース)は、売上高が9944億円(前年比38.9%増)、営業利益2966億円(同215%増/営業利益率は29.8%)、純利益は2222億円(同119%増)と、大幅な増収増益となった。

» 2022年02月10日 13時30分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2022年2月9日、2021年12月期(2021年度)通期決算を発表した。業績(Non-GAAPベース)は、売上高が9944億円(前年比38.9%増)、営業利益2966億円(同215%増/営業利益率は29.8%)、純利益は2222億円(同119%増)と、大幅な増収増益となった。売上総利益率は、前年の47.3%から5.9ポイント上昇し、53.2%となった。

2021年12月期第4四半期および通期の決算概要(Non-GAAP)[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス

 2021年度第4四半期の業績は売上高が3144億円で、営業利益は987億円(営業利益率31.4%)。このうち、自動車向け事業の売上高は1316億円、産業・インフラ・IoT向け事業は1794億円。特に産業・インフラ・IoT向け事業では予想比を大きく上回った。PC、モバイル向けの旧Dialog Semiconductor製品において、強い需要に対し生産対応できたものを前倒しで出荷した結果によるという。

左=売上高の四半期推移/右=2021年度第4四半期における事業部別の業績[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス

 在庫については、DOI(Days of Inventory)が全体で減少。自動車向け事業においては微増、産業・インフラ・IoT向け事業においては減少となった。第4四半期における前工程の稼働率は84%で、「予想通り」(ルネサス)とした。受注状況については、主に2021年に行っていた長期受注の取り組みがおおむね完了し、今後は受注残高を消化していく段階に入る。

左=前工程の稼働率の推移/右=受注状況[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス

 2022年12月期第1四半期の業績予想については、売上高が3360億円±40億円、営業利益率が34.5%、売上総利益率が55.5%とした。同四半期の設備投資については約400億円を計画している。

左=2022年12月期第1四半期の業績予想/右=設備投資額の状況。2022年度第1四半期のグラフの薄い水色部分は、増産対応への投資で、経済産業省の補助金を活用することを予定しているという[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス

 社長兼CEOを務める柴田英利氏は、「需要は引き続き堅調で、状況は決して悪くない。需要の転換点についても注視しながら、変調があれば速やかに対応できるようにする」と述べた。

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