旭化成エレクトロニクス(AKM)は、車載機器の音声認識/処理に向けたDSP内蔵CODEC「AK7749」を開発、サンプル出荷を始めた。
旭化成エレクトロニクス(AKM)は2022年8月、車載機器の音声認識/処理に向けたDSP内蔵CODEC「AK7749」を開発、サンプル出荷を始めた。利用シーンに応じたモード切り替えやデータ読み込みなどの処理を行うためのマイコンが不要なため、システム設計を簡素化できるという。
音声認識や異常検出などのボイスアプリケーションを実現する場合、これまではオーディオ処理用のデバイスに加え、モードの切り替えやボイス用ソフトウエアを処理するためのマイコンを用意する必要があった。
AK7749は内蔵したDSPにより、利用シーンに応じたモードを検出し、最大8モードを自動で切り替えることができるという。しかも、モード切り替えに要する時間はわずか0.5ミリ秒である。オーディオルーティングやエラー処理などもDSPで行うことができる。これによって一連の処理を行うマイコンが不要となった。
また、複数のデジタル/アナログ入出力インタフェースを搭載しており、オーディオハブとして用いることもできる。この他、音声をクリアに捉えるためのマイクビームフォーミング技術、ハンズフリーや音声認識の前処理、車室内でクリアな通話を実現する技術なども搭載した。
AK7749は、動作温度範囲が−40〜105℃。パッケージは外形寸法が7×7mmの48端子QFNで供給する。
高級オーディオ向けDAC、2チップ構成で提供
わずか1gで回転検知、角度誤差補正機能も搭載
AMDとECARX、デジタルコックピットの開発で提携
FeFETによる機械学習、音声認識の精度は95.9%
Synaptics、5億3800万米ドルでDSP Groupを買収
音声インタフェースは主流になるのか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング