「2022年度版 実装技術ロードマップ」は、以下のような章立てで構成してある。第1章の「総則」から始まり、第2章の「注目される市場と電子機器群」と続く。この第2章は、「ヒューマンサイエンス」「情報通信」「モビリティー」「新技術・新材料・新市場」に分かれる。
第3章は「電子デバイスパッケージ」、第4章は「電子部品」、第5章は「プリント配線板」、第6章は「実装設備」である。最後は第7章の「おわりに」となる。
2022年度版の作成で参考としたのが、2019年度版の購入者に対するアンケート結果だ。2019年度版は2019年6月に発刊された。その半年後に、アンケートを実施した。
同様のアンケートは、さらに2年前のバージョンである2017年度版の購入者(読者)に対しても実施している。そこで両者を比較した。全体評価としては「大変良い」が2017年度版の11.1%から、2019年度版では18.2%と大きく増えた。「良い」は2017年度版の63.0%から2019年度版では61.4%とわずかに低下した。「大変良い」と「良い」の合計は2019年度版では79.6%となり、2017年度版から5.5ポイント上昇した。
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