Micron Technologyは、CXL 2.0 Type 3をサポートしたメモリ拡張モジュール「CZ120」のサンプル出荷を始めた。メモリ容量は128Gバイト品と256Gバイト品を用意している。
Micron Technologyは2023年8月、CXL 2.0 Type 3をサポートしたメモリ拡張モジュール「CZ120」のサンプル出荷を始めた。メモリ容量は128Gバイト品と256Gバイト品を用意している。
CZ120は、PCIe Gen5×8インタフェースを有するE3.S 2Tフォームファクターの製品。メモリ帯域幅は最大36Gバイト/秒を実現した。標準サーバシステムにおけるメモリ容量や帯域幅の拡張に適しており、AIの学習や推論モデル、SaaSアプリケーション、インメモリデータベース、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)といった用途に向ける。
Micronによれば、CZ120を採用するとRDIMMメモリのみを用いたサーバに比べ、1日当たりのデータベースクエリが最大96%増加し、CPU当たりのメモリ帯域幅は24%向上するという。
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