2.5Dグラフィックスエンジンは、クラスターメーターに有効である。深度や影など3D要素を2D表示に加えることで、より立体感のある表示が可能となる。特に、Gerda-4Lは、圧縮率50%でも人間の目では画質劣化を感じないという独自の「画像圧縮エンジン」を搭載。WXGA@60FPSという高解像度の画像表示を内蔵メモリのみで実現できる。これにより、部品点数やシステムコストの削減が可能となる。
この他、Gen.4製品は映像信号監視や警告表示監視といった表示安全機能を備えることで、機能安全ASIL-Bにも対応できる。また、EVITA-Full対応のHSM(Hardware Security Module)を搭載している。これによって、ネットワークを介したソフトウェア更新やセキュアブートに対応できる。さらに、日本の半導体会社として初めてとなる「ISO/SAE 21434」規格のTUVプロセス認証も取得した。
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