村田製作所は2025年6月16日、同社とその子会社である東北村田製作所のマイクロ一次電池事業をマクセルに譲渡すると発表した。
村田製作所は2025年6月16日、同社とその子会社である東北村田製作所のマイクロ一次電池事業をマクセルに譲渡すると発表した。2025年度内の譲渡を予定している。
村田製作所は、2017年にソニーから電池事業を譲受して事業を展開してきたが、その一部であるマイクロ一次電池事業については「ベストオーナーであるマクセルへの事業承継が最善であると判断し、事業の譲渡を決定」(プレスリリースより)したという。
事業譲渡は、まずは村田製作所が新設する100%子会社にマイクロ一次電池事業に承継。その後、同子会社の株式の100%をマクセルが取得する形で行う。
村田製作所と東北村田製作所は今後、円筒形リチウムイオン二次電池事業に経営資源を配分することで競争優位性の向上と事業拡大を目指す。
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