SEMIによると、2025年第3四半期(7〜9月)の世界シリコンウエハー出荷面積は前年同期に比べ3.1%増加し、33億1300万平方インチになった。2025年第2四半期に比べると0.4%減少した。
SEMIは2025年11月4日(米国時間)、2025年第3四半期(7〜9月)の世界シリコンウエハー出荷面積が前年同期に比べ3.1%増加し、33億1300万平方インチになったと発表した。2025年第2四半期に比べると0.4%減少した。
SEMIはSEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウエハー業界の分析結果に基づき、シリコンウエハーの出荷面積を発表している。2025年第2四半期の33億2700万平方インチに比べ、2025年第3四半期に出荷面積が減少した要因として、エピタキシャルウエハーの回復が鈍化していることを挙げた。
SEMI SMG会長および、GlobalWafersの副社長兼主席監査人を務めるリー・チャンウェイ氏は「シリコン出荷面積は、1月から9月にかけて主に先端ロジックやクラウドインフラ、メモリ向けの需要拡大により、300mmウエハーの出荷量が増加し、前年同期比で大幅増となった。AIによる先進プロセスへの投資拡大がウエハー需要の成長を後押ししている」とコメントした。
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