Hisenseは「CES 2026」で、AIを搭載した家電を展示し、同社が描くスマートホームを提案した。AI家電を「単なるスマート家電」で終わらせないためには“融合”がキーワードだと強調する。
Hisenseは「CES 2026」(2026年1月6〜9日、米国ネバダ州ラスベガス)で、AIを搭載した家電を展示し、従来のスマートホームよりも1歩進んだ「AIとの暮らし」を提案した。
Hisenseグループの家電製品は、スマートフォンのアプリ「ConnectLife」によって制御、管理が行える。さらに、ConnectLifeは拡張機能によってGoogle Homeと統合できる。これにより、Hisenseブランドの家電の他、Matterに対応するスマートデバイスなども全てConnectLifeで制御できるようになる。
Hisenseは近年、AIを搭載した白物家電をConnectLifeでつなぐスマートホームソリューションの展開に力を入れている。材料の在庫を確認するだけでなく献立を考える冷蔵庫や、衣類の洗濯タグを読み取って洗濯の仕方を自動調整する洗濯機など、さまざまなAI家電をConnectLifeという“ハブ”でつなぎ、生活パターンを学習しながら「家電の稼働を住人に最適化させていく」のである。HisenseはAI家電を「スマホで操作するだけ」の物では終わらせず、日常生活を支え、より快適なものにするAIエージェントのような存在へと昇華させている。
Hisenseの担当者は「われわれが提供するAI家電の役割は、AIエージェントとして生活をアシストすることだ。そのためのキーワードは“融合”だと考えている」と語る。
「例えばTVを見ているときに、おいしそうなパンケーキが出てきたとする。TVに『今パンケーキが映っているからレシピを出して』と伝えると、画面の端に出てくる。今度はTVが冷蔵庫に、パンケーキの材料が庫内にあるかを確認すると、冷蔵庫のパネルに『バターだけが足りないです』と表示され、食材の買い物リストにバターが追加される。われわれが描くのはこのようにAI家電を融合させ、個々の家電を単なる“スマート家電”では終わらせないことだ」(Hisense)
Hisenseの家電はCES 2026でも高い評価を得た。ヒートポンプ洗濯乾燥機「X-zone Master」は、衣類ケア技術とともに、縦横に好きな数だけ並べて組み合わせられるモジュール構造が評価され、「CES 2026 Best of Innovation Award」を受賞している。
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