富士電機は「第40回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-」に出展し、Robert Bosch(ロバート・ボッシュ)と共同開発中の、互換性を持った電動車(xEV)向け炭化ケイ素(SiC)パワー半導体モジュール「M688」の見本品などを展示した。
富士電機は「第40回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-」(2026年1月21〜23日、東京ビッグサイト)に出展し、開発中の互換性を持った電動車(xEV)向け炭化ケイ素(SiC)パワー半導体モジュール「M688」の見本品などを展示した。
富士電機は2025年12月に、ドイツの大手自動車部品メーカーであるRobert Bosch(ロバート・ボッシュ/以下、ボッシュ)と、パッケージの外形寸法や端子位置などに機械的な互換性を持たせたSiCパワー半導体モジュールの提供に向けた開発で合意したと発表した。これにより、インバーターシステムへの組み込みが容易になり、顧客の設計期間の短縮や、調達先のマルチソース化に貢献できるとしている。
ブースでは、SiCモジュールを3個搭載可能なM688の見本品が展示された。仕様などは今後の開発状況によって変わる可能性があるものの「モジュールの組み合わせによって性能が大きく変わってくる。あくまで一例だが、軽自動車などには小型のシリコン(Si)IGBTモジュールを使いつつ、中型車から大型車にかけては、M688で幅広く対応することができるのではないか」(富士電機担当者)と語っていた。
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