IntelのAIグループでプロダクト・マネジメント&GTM副社長を務めるAnil Nanduri氏は、エンタープライズ向けの取り組みについて紹介した。
Anil氏は「1980〜1990年代はPCの時代で、コンピューティング能力の向上やインターネットの登場によって、1〜2兆米ドルの経済成長をもたらした。2000〜2010年代はモバイル機器とGPS、クラウドの時代で、経済効果は6〜8兆米ドルまで成長した。そして2020年代はAIの時代で、エージェント型AIによって人間の認知に必要なコストがほぼゼロになり、経済効果は20〜30兆米ドルに達すると見込まれる」と語る。
エージェント型AIは、従来の大規模言語モデル(LLM)よりも膨大な計算を行う必要がある。そこでIntelは、単体のハードウェアシステムではなく、コストや性能面で適したハードウェアを複数組み合わせ、それぞれをIntelのオープンソフトウェアスタックで管理する「スケーラブルヘテロジニアスシステム」を打ち出す。
2026年後半には、推論に最適化された最新のデータセンター向けGPU「Crescent Island(開発コード名)」のサンプル提供を予定する。Xe3Pマイクロアーキテクチャに加え、モバイル機器などで使われるLPDDRメモリを採用することが特徴で、広帯域かつ低コストながら、高いコンピューティング能力を有するとしている。
またAnil氏は「2027年にはShoresシリーズによって、推論のためのAI能力を拡大していく予定だ」と明らかにした。
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